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第1回SFCへの道 苦難!?エアチャイナのトランジットホテルまでの道のり

 

 

 
本日の宿泊はエアチャイナが提供してくれるホテルです。
到着後はトランジットホテルカウンターという場所で宿泊箇所を聞いてください、とコールセンターから予約時に言われているため向かいます。

 

とは言えおかしな話でその後にメールでもいいから宿泊ホテルとか地図とか、シャトルバスの乗り場とかを送ればいいのに、カウンターで聞いてくれってのは??と思っていた。ここが一番の難関だと連れと話していたのだが、それが本当に実現してしまうことに。

 

 

 

カウンターを見つけると職員と思われる服を着た人数の多さ。10人くらいはいる。
しかし対応をしているのはたった一人。他はスマホをいじっていたり、話していたり。
客に話しかけられても二言三言ですぐに終わらせる始末。
いかにも面倒くさいといった感じ。

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連れは中国語が得意で会話は問題ないため交渉は任せることに。

「僕たち二人別々に予約してきたけど、日本で予約時にコールセンターに電話したら現地で同じホテルにしてもらうように言ってね、できるから大丈夫と言われてる。」


「は?無理だよ、何言ってんの?」

「電話予約したときに現地で同じホテルに調整できるからって言われてるんだけど」

すると搭乗券の名前とプリントされたリストを見はじめ

「無理無理、予約しているホテルが別々なんだから」

「だからそれをするのがココって言われてるから来たんだよ」

「無理だよ、諦めな、同じホテルにするなら金払うことになるよ」

 

とまぁこんな感じ。もう行けと言わんばかりにスマホなり談笑に戻る始末。
この後も食い下がってみるも、しつこい諦めろといった表情をする。腹立つーー!

 

特にこいつの後ろにいるボスっぽいやつが、「できない、もうかまうな」的なことを
言っている模様。部下も強気になり無理の一点張り。ここから話が進まない。

 

しまいには搭乗券みて「(俺に対し)ビジネスクラスだから五つ星ホテルだけど、連れはエコノミークラスだろ、同じホテルに泊まれねーよ」と言い出す。馬鹿かと。
これには我々二人あきれてしまった。お前らの自社便、お前らの言葉で書かれた搭乗券を見て何を言っとるんじゃ、と。さすがに大失態と思ったのかシャトルバスの番号を伝え向かうように促してきた。

 

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話す価値なしと俺たちも立ち去りたく、直接ホテルで交渉してみることに。
向かった先の5番へいくも送迎の安っぽいワンボックスがいくつか泊まっているだけ。
ドライバーに聞いてみると「そんなバスはないよ、俺がこの送迎が終わったらそこに連れて行ってやるから100元よこしな。」

 

小遣い稼ぎをしようとする奴は放っておき、再度カウンターに戻ることに。
腹が立ってきたので一人に案内させるとしよう。また来たという顔を
されたが、強く出たため下っ端の一人に案内させることに成功。連れのスマホに予約してあるホテル画面を見せて本当に間違いないんだな。今から行くところはこのホテルでいいんだな。と強く確認。5番乗り場に到着すると再度看板を指さし念押しに確認。

下っ端をターミナルに返す。 

 

なんだか疲れたなー。まだホテルでの交渉が残っているのに。。
バスの循環ルートにはHILTON、CROWNE PLAZA、そしてLANGHAM PLACE。
そうLANGHAM PLACEが次戦の決戦場。

 

 

バスは革張りのシート。さすが五つ星ホテル送迎のバスだなと思ってしまう。ドライバーは親切であいさつをしっかりしてくれた。日本では当然のことだがちょいと感激、先の職員とは大違いだ。

LANGHAM PLACEに到着し、何気なくドライバーにスマホ画面を見せて確認したことでこの話はまだ終わらない。「このホテルはここじゃないよ」「えっ!?

「また空港戻るから、このホテルの乗り場でおろしてあげるよ。」

 

循環して振り出しに戻ってきてしまった。さっきのココ案内した奴、なぜスマホとLANGHAM PLACEを確認したくせに指さした?連れの中国語は問題なく会話できるレベル。なのに何故ここを案内した?何が何だか分からなくなってきた。

 

こうなったら日本語のできる地上職を探したほうがいいのではないか、例えばチェックインカウンターでまともに会話ができる人間を探そう。連れとそう話し合い、4Fの出国カウンターへ向かうと、まさかまさかのさっきの下っ端と鉢合わせ。


しかしここで我々のやり取りを聞いていた中国人女性がなんとホテルに電話をしてくれた。その内容とは、「二人日本人が待っているからここまで迎えに来て。」と言っている、模様。いやー本当か、本当にこんなことがこの国であるのか。連れと感激する。

 

が、連れが翻訳した矢先、下っ端の奴がなぜか女性からスマホを受け取り一言話して切ってしまった。何故?

この一言は聞き取れなかったようだが、連れ言うにはたぶん迎えは待っても来ないという。

 

下っ端も立ち去って行った。また振り出しかよ。

 

ここでまたトランジットホテルカウンターへ戻ることにした。もう3回目か?何故戻ることにしたのか、今までは連れの中国語に甘えてしまい任せきりだった。このままではほぼ勝ち目がない、奴らに勝つには不利な中国語ではなくイーブンである英語で勝負してみようと考えてみたわけ。

 

そして連れのホテルは五つ星ではないと言ってたことを思い出す。どうせなら私の予約されている五つ星ホテルを聞いて、向かった方がどうせならいい、という結論。

 

ワタクシ一人で三度カウンターへ。何人かはまたか?といった表情。
冷笑というか疲れるやつだと言った顔をしやがる。何度も同じやり取りを繰り返した末にホテル名を聞き出だし、ホテル名を中国語で紙に書いてくれというとメチャクチャ渋り拒否する。言葉で覚えろと言っているよとゆーより切れ気味?いやキレたいのはこっちだから!

 

ホテルの案内がお前の仕事であり、カウンターに肘をついたりダルそうな態度をとったりしているが、こちらが望むことはホテル名とバス乗り場を聞いているだけで、我々二人を同じホテルに調整してくれというハイパフォーマンスを望んでいるわけではない。

 

案内するという高校生のバイトレベルの事を、ここにいる10人はできないようだ。読めない殴り書きのホテル名を受け取る。ここで10分経過。

 

結局5番のシャトルバスに再度向かい、先ほどのドライバーと一時間ぶりの再会をする。紙を見せると、このバスに乗れという。どうやらさっき一度降りたLANGHAM PLACEだそうだ。

 

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とても大きなホテルで入口もとんでもなくでかい。こんなホテル初めてだよー怖いよーと思いつつも、こりゃ満室はないだろうから泊まれるのではないか、という楽観的にも考えられる。

 

もし連れが宿泊代を要求されたらエアチャイナにつけてくれ!と言ってみるか、もしくは俺の部屋に泊めさせてくれ、と交渉するか。

 

なんだか泊まれそうな気もするし、けんもほろろに断られる気がしなくもない。いろいろ考えながらチェックインへ。まず私から搭乗券とパスポートを見せる。「トランジットホテルプリーズ」普通にチェックインできた。


続いて連れも搭乗券とパスポートを渡すと、これまたチェックインできた。おおっ!二人声をあげる。

 

しかし気が抜けない連れは「トランジットホテルの予約だよね?、支払いはありませんよね?」とぬかりなく確認。そりゃそうだ、普通客としてチェックインされていては支払いが恐ろしい。「はい、トランジットホテルとして宿泊いただけます」おおっ!二人声をあげる。

 

予約なしの人間でも宿泊できました!!

空きがあったから泊まらせてくれたのかもしれません。過去にもこういうケースは起きているかもしれません。一人分エアチャイナに請求するだけのこと、ということで泊まらせてくれたのかも知れません。まぁ本日分の搭乗券がありゃ泊まれるのかな。

 

しかし現地のトランジットホテルカウンターもそうですが日本のコールセンターもいい加減です。ホテルが割り当てられたらメール一つでもくれればいいのに。連れの予約番号と名前も伝えてあったので同じホテルに変更してくれればいいのに。そこを日本にいる時点でしっかり確認しておけば。。。と自分にも落ち度がある思ってしまうのは日本人の悪い癖なのでしょう。


だってこのホテル予約をした際の通話時間は47分なんですから。これほぼ繋がらずにお待ちくださいの47分なんですから。出発前からこの国の実力の片鱗はあったわけですよ。こんなに待たされて連れのホテルに関しては現地カウンターで交渉、調整してくれ!なんてのたまうんですよ。


チェックインして天安門に行く予定でしたが疲れすぎました。

とゆーか到着してから3時間経過っす。